お知らせ

小児ぜん息患者向けの「吸入レッスン」制作と無料公開継続のためのクラウドファンディングを開始

[東京・2024年4月15日] – 日本大学医学部呼吸器内科[主任教授 權 寧博(ごんやすひろ)]と一般社団法人キャリアヘルス研究所[代表理事 谷口真紀(たにぐちまき)]は、小児ぜん息患者向けの「吸入レッスン」の制作と無料公開継続のためのクラウドファンディングを開始いたしました。

吸入薬は、ぜん息やCOPDなどの呼吸器疾患の治療において中心的な役割を果たしています。直接患部に薬剤を届けることで、少量の薬剤で効果的な治療が可能になり、全身への影響や副作用も最小限に抑えられます。しかし、吸入方法を正しく理解していない患者は多く、70%が間違った方法で吸入しているという現状があります。

「吸入レッスン」とは、呼吸器の病気を持つ患者が正しい吸入方法を学ぶためのオンラインツールです。日本大学呼吸器内科で制作し、2015年より無料のウェブページとして公開以降、15万人に使用されています。2018年版の「喘息治療・管理ガイドライン」より、喘息診療に有用なツールとして掲載されています。

このツールは、医師や看護師、薬剤師の指導によって効果的な吸入治療を受けることができるだけでなく、患者自身が自宅で繰り返し学習することができます。


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